水曜日の恋人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
結婚観―独身主義。恋愛はするが、せいぜい六、七カ月まで。性格―社交的。ただし、幼いころに父親を亡くし、母の再婚で一度にふたりの義妹ができたときの後遺症で、子供に対して異常に恐怖心が強い。これがクリニックを開業するカイロプラクター、ネイト像だ。この自他共に認めるレディー・キラー、ネイトが恋におちた。お相手は毎週水曜日、午後三時二十五分になると、サファリジャケットに身を包み、まっすぐな髪をなびかせながらクリニックのあるビルに現れる、マデリン・スコット嬢だ。とある雨の日、ネイトは偶然を装ってマディを車で送ることに成功した。「動物園の飼育係をしているの。動物が好きなのよ」得意の話術で話がはずみ、おまけにお互い古い映画好きで意気投合。ところが彼女の家にはふたりの子供と男がいた。義兄とその子供たちと、ひとつ屋根の下で暮らしているらしい。やっかいなことになったと思いつつも、ファイトを燃やすネイトだった。
狙われたダイヤ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
“都会にあこがれるただの田舎娘じゃないぞ”自信と力強さに満ちたジェニーを見てグラハムはそう直感した。「きみはなぜボディーガードになろうと思ったんだい?」「父の牧場を継いで結婚して家庭を持つだけでは満足できません。外の世界で自分の力を試してみたい、刺激的な仕事がしたいんです」彼女はボディーガード養成学校を優秀な成績で卒業したばかりで、重要書類や宝石などを運ぶクーリエを護衛する仕事を求めていた。スリルはあるが、それだけ命の危険を伴う仕事だ。「覚悟はできています。わたしにチャンスをください」“まさにボディーガードにはうってつけの人物だ”自分自身クーリエで冒険好きなグラハムは即座に決断した。ニューヨークには大仕事が待ち受けているのだ。彼女と一緒に仕事をすることになると思うと、彼はわくわくした。
愛が見えなくて―シェルター・バリー物語〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ベッカとウィルは子どもにこそ恵まれなかったが、長いこと、絵に描いたような幸せな結婚生活を送ってきた。だが、あんなに待ちわびていたはずの妊娠が確認されたとき、ベッカは大きなショックと不安に揺れることになった。すっかり諦めていた出産に対処する自信がまったくない。もう若くなく、リスクを負っての出産は危険だと医師は言う。それを正直に夫に告げると、ウィルはまるで見知らぬ女を見るような目で彼女を見た。彼にしてみれば、子どもは二人の長いあいだの念願だったのだ。出産を迷う妻など、どうしても理解できない。その日から、なんの疑問もなかった結婚生活が急に崩れ始める。結局のところ、二人とも、相手のことが何もわかっていなかった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クイン,タラ・T.
アメリカではベストセラーリストにその名が載る人気作家。日本でも近年人気が急上昇している。オハイオ州の生まれで、七歳のころから物語を書き出したという。ヴァイオレット・ウィンズピアの大ファンだった。十六歳からは地方紙に書き始め、大学卒業後、高校教師をつとめながら雑誌にも寄稿。プロデビューは1993年スーパーロマンスから。このデビュー作がRITA賞最終候補に残り、一躍シリーズのトップ作家の一人となった。三部作に期待が集まっている。現在、夫、十代の娘とアリゾナ州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
波の歌が聞こえる (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「自分の育った町に一片の愛情すら持たないなんて!」セクシーな真紅のドレスに身を包んだケイティは、公衆の面前で男に足払いをかけるとたんかを切った。相手はサンフランシスコに本社を置く大企業の社長アダムだ。周囲の視線を集めて悠々と立ち去る彼女の後をアダムが追ってきた。“やったわ。やっと彼の注意を引くことに成功した”故郷の町マーブルシーは今、瀕死の状態にある。町に工場を誘致しすると公約して次期市長に選ばれたケイティは、何度もアダムに会おうとしたのだが、無視され続けていたのだ。昔は幼い恋心を抱き合った仲だったのに…。16年前、アダム一家は突然町を出てしまっていたが、故郷を救ってもらおうと意気込む彼女に彼は意外なことを言った。「きみのお父さんがぼくらを追い出したんだ。ぼくは恨んでいる」しかし数日後、彼はどういう風の吹き回しかデートに誘ってきた。
花嫁は親友の妻 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャロラインは夫ボーの死後、婚家でのひどい仕打ちに耐えかね、先のめどもないまま、五歳の養女ローズを連れて旅に出た。亡夫ボーに子供がつくれず養女にしたローズだが、キャロラインは命に代えても惜しくないほど愛している。彼女は生前ボーが兄と慕っていた牧場主アダムを訪ねることにした。一方、亡くなった親友ボーの妻が娘を連れて現れたことで、アダムは心底から動揺した。ボーとアダムのあいだには、二人しか知らない秘密があった。特にボーの妻には、決して知られてはならない秘密だ。まして、その女性に自分が惹かれるなど、アダムは絶対に自分が許せなかった。波瀾万丈の女性の人生をしっとりと描いて大好評の実力派ストーリーテラーが、前三作に引き続きグローリーの町を舞台にして描く、涙なしには読めない長編正統派ロマンス。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ボウエン,ジュディス
カナダ、アルバータ州エドモントンの生まれ。ロッキー山麓で育ち、カナダの大自然とそこで生きる人々に深い共感を持つ。十二歳のときお小遣いをためて初めて自分の馬を買ったという筋金入りの馬好き。オタワの大学を卒業後、新聞社、雑誌社の仕事をしたのちフィクションを書き始めた。夫、三人の子供と現在ブリティッシュ・コロンビア州に住む。スーパーロマンス・シリーズに登場した期待の実力派ストーリーテラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
美しき逃亡者 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「こんにちは、ぼくはギャレット。この山荘の家主の孫です」クラーク・ケントに似た温厚そうな男性にレイシーはほっとした。“よかった。警察じゃなかったのね”レイシーが人目を忍ぶ逃亡生活を始めて半年ほどになる。夫の暴力に耐えかねて婚家を出た彼女は娘の親権も奪われ、思いあまって娘を連れ出してしまったのだ。各地を転々としてやっとここシアトルに住みついたばかりだ。今はどんな人ともかかわり合うのは怖かった。だが事情を知らない大学教授ギャレットは率直に好意を示してきた。そして数日後、初めてのデートでふたりはキスを交わしてしまう。「また会ってくれるね?」「いいえ。わたしは別れた夫を愛しています」心にもない嘘をついてしまったレイシーの胸は痛んだ。
裏切りの花婿 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
大学生になって初めての夏、リサは婚約者を連れて故郷に帰った。大牧場を経営する父に、彼を紹介するためだ。だが、牧場にふらりと現れた石油鉱山師ミゲルに彼女はたちまち心を奪われてしまった。「世界中の石油よりもきみが欲しい!」やさしくも男らしい、信じられないほど魅力的なミゲルは、そう言ってリサを虜にした。大勢が見守るなか、ふたりは大邸宅で盛大な結婚式を挙げた。その直後、リサは大変なものを見つけてしまう。“リサと結婚すれば牧場の地所で石油井戸を掘る権利を…”父とミゲルが取り交わした契約書だった。ウエディングドレス姿のまま車に飛び乗り、リサは逃げた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニコルソン,ペギー
テキサスの大農場に生まれ育つ。ブラウン大学を卒業し、高校で十年間教鞭をとったのち、作家生活に入る。現在はロード・アイランドに住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
記憶のない目撃者 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
あなたは、ぼくのママ?小さな子供の必死の声が、心を切り裂いた。残業帰りの人けのない暗い舗道で、アビーは小さな男の子に尋ねられた。「ぼくのママ?」必死に問うその声は、アビーの心に突き刺さった。実は七年前、アビーはその子供とちょうど同じくらいの年の息子を亡くしていた。「いいえ、わたしは誰のママでもないわ」と答えたアビーは、その子と一緒に一晩中、彼の保護者を捜しまわることになった。どうもただの迷子にしてはおかしい。自分の名前も住所も母親も、何も覚えていないようだ。アビーの手にすべりこんだ小さな湿った手の冷たさが、彼女の心の奥底を激しく揺さぶった。警察の無線を聞いて、警官であるアビーの元夫レイがかけつけた。記憶を喪失しているらしいこの男の子をめぐって、別れた夫と妻はふたたび愛憎の葛藤のなかに…。
花嫁は親友の妻 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャロラインは夫ボーの死後、婚家でのひどい仕打ちに耐えかね、先のめどもないまま、五歳の養女ローズを連れて旅に出た。亡夫ボーに子供がつくれず養女にしたローズだが、キャロラインは命に代えても惜しくないほど愛している。彼女は生前ボーが兄と慕っていた牧場主アダムを訪ねることにした。一方、亡くなった親友ボーの妻が娘を連れて現れたことで、アダムは心底から動揺した。ボーとアダムのあいだには、二人しか知らない秘密があった。特にボーの妻には、決して知られてはならない秘密だ。まして、その女性に自分が惹かれるなど、アダムは絶対に自分が許せなかった。波瀾万丈の女性の人生をしっとりと描いて大好評の実力派ストーリーテラーが、前三作に引き続きグローリーの町を舞台にして描く、涙なしには読めない長編正統派ロマンス。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ボウエン,ジュディス
カナダ、アルバータ州エドモントンの生まれ。ロッキー山麓で育ち、カナダの大自然とそこで生きる人々に深い共感を持つ。十二歳のときお小遣いをためて初めて自分の馬を買ったという筋金入りの馬好き。オタワの大学を卒業後、新聞社、雑誌社の仕事をしたのちフィクションを書き始めた。夫、三人の子供と現在ブリティッシュ・コロンビア州に住む。スーパーロマンス・シリーズに登場した期待の実力派ストーリーテラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛の後遺症 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
人生は本当に何が起こるかわからない。あの優秀なドクターが、こんな惨状に!「ERで命を落とすなんて、ぼくが許さない。だろう、リリー?」ERの看護婦をしているリリーは、グレッグの言葉にうなずいた。グレッグは凄腕の強気な外科医で、毎日多くの人命を救っている。そして、数多くの女性とつき合うプレイボーイでもあった。リリーはERの医師としてのグレッグを尊敬しながらも、彼からの誘いは断り続けていた―次々と女性を替えた父親を持ち、ああいう男性の正体はわかっている。もしも愛してしまったら、必ずひどく傷つくことになるのだ。だがある日、グレッグはスキーで事故に遭い、重傷を負った。ベッドに固定されたグレッグを見て、リリーは動揺を隠せなかった。胸にチューブを挿入され、あちこち複雑骨折で動くこともできない。下半身麻痺が残る可能性に、彼はひどく苛立ち、憔悴していた。病室を出たリリーの目に、思いがけず涙があふれた。
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